【ジェルミナーレ】3歳以上500万下・中京1400mで14着
2016年12月18日(日)、ジェルミナーレが中京7R・3歳以上500万下・若手騎手限定・芝1400mに出走しました。馬体重は前走からマイナス4kgの438kg。馬体はやや細く見え、冬毛が伸びているようで毛艶もイマイチでした。
パドック
パドックではいつものチャカついた様子はほとんどなく、落ち着いて歩いていました。逆に元気がないような感じ。
近づいて見ると、冬毛が伸びているようで毛艶は悪く、毛並みはボサボサに見えました。
岩崎翼騎手が騎乗しても落ち着いて周回していました。
本馬場入場
本馬場入場では、特にかかる様子もなく、すんなりとキャンターに入りました。坂路調教で言われている、ブッ飛んでいくような素振りはありませんでした。
レース
スタートでは少し左にヨレて隣の馬にぶつかったように見えましたが(パトロールビデオで確認)、大きな影響はなく馬群中段に付けました。牧田調教師から控える競馬をするように指示があったようで、指示通りの騎乗と言えます。近2走は先行して負けていたので、タメる競馬を試すのは良かったと思います。
レースの前半3Fは34.1秒。この開催の中京競馬場は速いタイムが出ていて、そこそこ流れる展開になりました。ジェルミナーレの前半3Fは35.0秒で通過しています。4コーナー通過時は7番手あたりで、やや外に持ち出されました。
直線に入って追い出されましたが、伸びはなく、馬群後方のまま。
そのまま外からも内からも追い抜かれていき、勝ち馬から0.8秒差の14着でした。
レース分析
レースの前半3Fが34.1秒で、後半3Fが35.6秒と上がりがかかる展開になりました。そしてレースの上位2頭は、後方14番手あたりから上がり3F34秒台前半の脚を使って追い込みを決めています。
ジェルミナーレの上がり3Fは35.5秒で、全く伸びませんでした。人気薄で先行した3頭が16〜18着に敗れていて、掲示板に入った5頭中3頭が4コーナー10番手以下から追い込んでいることから、先行勢には厳しい展開だったと言えるでしょう。
今回ジェルミナーレは中段に控える競馬をしましたが、今回のレースではこれでもまだペースが速かったのだと思います。調子が絶好調なら多少厳しい流れでもついていけるかもしれませんが、今回は調子良さそうには見えなかったので、展開が向かないと好走はできないでしょう。
敗因はペースが合わなかったことと、ジェルミナーレ自身の調子が悪かったことだと思います。
今後の展開
次走予定は今のところ出ていませんが、14着で出走権を取れていないことと調子が良くなさそうなことを考えると、また数ヶ月出走間隔が空きそうです。
アドマイヤムーン産駒は夏に調子が良い傾向があるので、思い切って暖かくなる5月の京都開催か6月の阪神・函館ぐらいまで休養させても良いのではないかと個人的には思います。新馬勝ちまでの過程も、4月から6月にかけて好走を続けての結果でしたしね。
もし本当に夏馬だったとすると、2,3歳の真夏にレースに使えなかったのはちょっと残念なところでもあります。
騎手のコメントでも状態が一息とありましたが、使い減りするからと言ってまともに調教を積めないままの出走を繰り返すのではなく、次は間隔が空いても良いのでしっかり体勢を整えてから出走させてもらえないかなと思います。
-
前の記事
【ジェルミナーレ】3歳以上500万下・福島1200mで9着 2016.11.10
-
次の記事
アデュラレッセンスのプロフィールと出資した理由 2017.02.09
コメントを書く