【サントルヴィル】メイクデビュー京都・ダート1800mで9着
2019年1月6日(日)、サントルヴィルが京都3R・3歳未勝利・ダート1800mに和田竜二騎手の騎乗で出走しました。馬体重は528kgで、2018年10月2日時点と比較してプラス30kg。やや余裕のある体つきに見えました。
パドック
メンコやバンテージなどを着けず、シンプルな馬装で登場したサントルヴィル。馬体重が示す通り、馬体は太めに見えました。しかし、芦毛のせいか馬体の大きさはあまり感じません。パドックでは落ち着いて歩いましたが、気合乗りは物足りない感じ。途中「ブルルル…」と鳴く場面もありました。
騎乗する和田竜二騎手は、パドックには姿を見せず、本馬場に向かう途中で騎乗したようです。
本馬場入場
和田竜二を背に本馬場入場したサントルヴィル。
馬場入場後も落ち着いた様子で、すんなりと返し馬に入っていきました。
レース
サントルヴィルは、12頭立ての5枠6番からスタート。
スタートは五分でしたが、そこから前に取り付いていき、先頭に並んで1コーナーへ。内枠の2頭が好スタートを切って先手を主張していたため、3番手の外目を追走しました。
向正面から3コーナー、4コーナーも3番手のまま直線に入りますが、後ろから追い上げてきたサトノクライムに一気にかわされ、やや前をカットされるような形に。これに怯んだのか嫌気がさしたのか、失速して後退。
その後も追い上げることはできず、勝ち馬から2.5秒差の9着に敗れました。
砂が目に入ったのか、目を瞑る様子が写りました。
レース分析
毎週掲載されるクラブのコメントでは、サントルヴィルは追ってから加速するまでに時間がかかるようなことが書かれていたので、差す競馬になるのかと思っていました。しかし、五分のスタートから一時はハナに立つ勢いで加速し、先行することができました。
1000m通過は63.3秒で、落ち着いたペース。勝ったサトノクライムと失速したサントルヴィルを除いては、ほぼ4コーナー通過順での入線となっており、前残りの展開でした。これを大外を回して快勝したサトノクライムは、今回のメンバーの中で力が上だったようです。
サントルヴィルの敗因は、ジョッキーと調教師からは直線で被されたことが挙げられています。その他に考えられることは、終始外を回ったことや、馬体が太く仕上がっていなかったこと。あとは、落ち着きすぎていて勝負根性が足りない、とかかもしれません。
今後の展開
レース後のダメージはさほどなかったということで、奥村豊調教師からは「状態的には中1~2週位の間隔で次走を使えると思います」というコメントが出ていました。また、和田竜二騎手からは「距離はこれ位で合っている気がします。」というコメントがあり、次走は1月中のダート1800mになりそうです。
今回は馬体に余裕が見られたので、次走はひと叩きして絞れた馬体での出走となることを期待しています。
-
前の記事
アマルティアが引退、繁殖牝馬に 2018.12.05
-
次の記事
ターファイトクラブ2022年産募集馬を検討した 2023.06.03
コメントを書く