【アマルティア】3歳以上500万下・中京芝1400mで5着
2017年12月17日(日)、アマルティアが中京7R・3歳以上500万下・若手騎手限定・芝1400mに出走しました。馬体重は前走からプラス2kgの454kgで、毛艶はまあまあ良く体調は良さそうでした。
パドック
パドックにはチークピーシーズの上から黒のメンコを付けて登場。
元気は良さそうでしたがややうるさい感じで、途中から2人引きになりました。
本馬場入場
うるさいところもあってかパドックではジョッキーが騎乗せず、馬場に先出しとなりました。
騎乗する菊沢一樹騎手は1つ前のレースでスタート直後に落馬して心配されましたが、発走委員さんから声掛けに「大丈夫です!」と元気よく答えていたので、騎乗に問題はなさそうです。
騎乗するとやや飛び上がるようなところを見せながらも返し馬に入っていきました。
レース
今回の出走メンバーには、シーザリオの仔でエピファネイアやリオンディーズの兄弟のクローディオや、ヤングマンパワーの半妹キュイキュイなどがいて、前走よりメンバーレベルは高い印象でした。
アマルティアは近2走で控える競馬を試していましたが、今回は好スタートから軽く気合いをつけて先頭に立つ逃げの展開に。他に並びかける馬はなく、単独先頭で最後の直線を迎えました。
直線も内ラチ沿いを走り、残り200mを過ぎてまだ先頭。残り100mの小さな棒を過ぎてもまだ先頭だったので勝てるかと思いましたが、残り50mほどで後続に一気に飲み込まれました。
レース分析
前半600mは34.3秒で、ラスト600mは35.6秒。やや前半のペースが速くなりました。また、この週の中京芝コースは外枠の差し・追い込み馬の好走が多くなっていましたので、馬場状態と展開が合わなかったのかもしれません。しかし、-3kgの恩恵がある減量ジョッキーだったこともプラスに働いていることは間違いないですが、逃げて5着に粘れたことは収穫だと思います。
ここ最近試していた「脚を溜めて差しの競馬する」ということからは離れた内容だったので、今後の走りへの影響は少し心配ですが、このクラスでは力が足りることは見せてくれました。
今後の展開
この1年を振り返ってみると、昨年末に転厩、夏まではダートで使って結果が出ず、夏頃から芝を試して、ここ2走で結果が出るようになってきました。ターファイトクラブの情報を見直してみると、9月頃から調教での乗り役が変わったようで、それが良い方向に作用したのかもしれません。
今年は未勝利に終わったことは残念ですが、怪我なく7月以降はほぼ1ヶ月に1回のペースで出走できていて、小倉や新潟、福島への長距離輸送もこなして1年間に9走とよく頑張ってくれました。ひとまずお疲れ様です。
次は年明け1月の中京開催あたりになるかと思いますが、来年は飛躍することに期待しています。
-
前の記事
キョウエイカルラ2015の馬名が「リヤンドール」に決定 2017.11.11
-
次の記事
アマルティアが引退、繁殖牝馬に 2018.12.05
コメントを書く