【アデュラレッセンス】3歳未勝利・小倉ダート1700mで8着

2017年3月4日(土)、アデュラレッセンスが小倉2R・3歳未勝利(混合)・ダート1700mに出走しました。前走に引き続き加藤祥太騎手の騎乗で、馬体重は前走から-10kgの490kg。16頭立てで単勝2番人気に支持されました。
この日はアデュラレッセンスとアマルティアの2頭が小倉で出走するということで、大阪からフェリーで北九州まで行って、小倉競馬場で現地観戦しました。
パドック
パドックで見たアデュラレッセンスの姿は、前走時と比較すると馬体重が示す通り一番絞れた印象で、トモの筋肉の陰影がハッキリ見えました。パドック周回は前走時と同様におっとり歩いていてイレ込む様子もありませんでした。
アデュラレッセンスのお尻の筋肉は良いですね…
本馬場入場
アデュラレッセンスは本馬場入場でも落ち着いていて、誘導馬の後ろを歩いていました。
落ち着きすぎていてヤル気がないんじゃないかと思うぐらい…
返し馬もすんなりと。騎手との相性も悪くないように見えましたが…
レース
アデュラレッセンスは、1枠1番から五分のスタートで中段を追走。1コーナーまではやや行きたがる感じでしたが、上手く加藤騎手が抑えつつ砂を被りにくい外目に出しました。向こう正面に入ったところではまだ中段。そこから徐々に追い上げていって、3コーナーでは先頭に取り付き、このまま押し切る勢いでしたが…
あれれ…
あれれれれ…
アデュラレッセンスは4コーナーを回り切るところで少しバランスを崩しながら外へヨレてしまい、後ろから来たコハクを巻き込みながら外埒沿いへ。そこから盛り返しましたが、勝ち馬から0.8秒差の8着でした。
レース後
ダートコースから引き上げるアデュラレッセンス。外へヨレた時は故障かと思ってヒヤッとしましたが、最後まで走りきって引き上げてきたので一安心しました。
ゴーグルを外した加藤騎手は「やっちゃった…」というような表情。
最後にカメラ目線を見せてくれたアデュラレッセンスは全然悪気のない様子。大して疲れてもいないように見えました。
斜行の要因と今後の予定
今回の斜行により、加藤騎手は2017年3月11日(土)の騎乗停止、アデュラレッセンスは2017年3月26日(日)まで出走停止と停止期間満了後の平地調教再審査を課せられました。
パトロールビデオを見ると、向こう正面まではスムーズに進めていて、向こう正面で先頭に取り付こうとするところで一度躓いています。しかしそこでは大した影響はないように見えて、4コーナーを回り切るところで大きく斜行してしましました。
騎手や調教師のコメントによると、スピードに乗りすぎたことや手前が合わなかったことが斜行の要因のようです。おっとりした性格からも、まだまだレース慣れしていないのかもしれませんね。今後は在厩したまま進めて、平地調教再審査を受けるそうです。
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