ターファイトクラブ「2016年秋の募集馬検討会 in Osaka」に参加しました
2016年10月22日(土)に開催された、ターファイトクラブの「2016年秋の募集馬検討会 in Osaka」に参加しました。会場は、地下鉄心斎橋駅直結のホテル日航大阪 7F バンケット「フォンタナ」で、特別ゲストに元JRA騎手の佐藤哲三氏が招かれて、新規募集馬の解説が行われました。
式次第
僕は今回の募集馬検討会が3回目の参加になりますが、募集馬検討会に参加したことがない方は、募集馬検討会が何をする会なのかよくわからないかと思いますので、式次第を書いておきます。
14:00 開会
司会:三木 麻愛 氏
出席牧場・調教師の紹介・ご挨拶
〜ご歓談タイム〜
15:00 特別ゲスト講演会
特別ゲスト:佐藤 哲三 氏(元JRA騎手)
インタビュアー:大恵 陽子 氏
15:40 お楽しみ大抽選会
- 1等:金券10万円(1名様)
- 2等:金券5万円(2名様)
- 3等:金券3万円(10名様)
- 4等:金券2万円(10名様)
- 5等:金券1万円(10名様)
16:00 閉会の言葉
ターファイトクラブ 中島雅春 代表
出席牧場・調教師
募集馬検討会には、9つの牧場の方と園田競馬から2名の調教師が来場されていました。ご歓談タイムでは出席牧場の方と直接お話をすることができ、出資検討中の馬の近況等をきくことができます。
出席牧場
- エムエム、ヤマダファーム
- 酒井牧場
- 笹島智則牧場
- 笹地牧場
- 大北牧場
- 谷川牧場
- 中島牧場
- ナカノファーム
- 村田牧場
アデュラレッセンスのお話
ディープブリランテ産駒のアデュラレッセンス(アデュラリアの2014)の出資検討中なので、生産者のナカノファーム・中野富夫代表にお話を伺いました。
パワーのある馬でダートは走ると思うけど、芝は走ってみないとわからないとのことでした。10月上旬に滋賀県の吉澤ステーブルWESTへ移動していて、入厩も近いようですが、平田厩舎はしっかり仕上げてから出ないと入厩させない方針なので、もう少し仕上げてからの入厩になりそうです。
今年が初年度産駒デビューとなるディープブリランテ産駒は、7月にディーパワンサの2勝を含む3勝を挙げたあと7月8月は勝ち星なしでしたが、10月は23日までに5勝と勝ち星を伸ばし、10月23日の競馬終了時点で合計8勝となっています。アデュラレッセンスの活躍にも期待するところです。
フランシールゴッホのお話
マツリダゴッホ産駒のフランシールゴッホ(ミスキの2014)は、昨年の募集馬検討会後に出資していますので、生産者の笹島智則牧場・笹島智則代表にお話を伺いました。
ターファイトクラブのウェブサイトにアップされる動画で、引き馬のときに立ち上がるのをみていたので、気性面のことが気になってきいてみました。気性的には少しカッとなるところがあるようですが、ハミをかけると自由にできないのを理解しているのか、人の言うことを聞くようです。
9月に挫跖で入厩が延期になった件は、幸い早く気づくことができて、今はもう心配ないそうです。
そのほかの馬の特徴は、マツリダゴッホの特徴を受け継いでいるところがあって、良い筋肉を持っている一方で右脚に疲れが出やすく、笹針治療を行っているとのことでした。笹針を行っているのはロードクエストの治療も担当している方だそうで、ロードクエストもマツリダゴッホ産駒で右脚に疲れが出やすいそうです。
フランシールゴッホは、つい先日美浦近郊の森本スティーブルへ移動して入厩に向けて調整されています。このまま順調に行けば、年末年始あたりのデビューになりそうです。
特別ゲスト講演・佐藤哲三元騎手
特別ゲスト講演では、佐藤哲三さんが新規募集のZeal世代(2016年産)10頭とVictor世代(2015年産)1頭について解説されました。
佐藤さんは特に肩の動きを中心に見られているようで、肩の動きから脚質の推察などをされていました。ただ、ジョッキーでないと感覚的に難しいお話のように感じました。
最後に、紹介した11頭の中で佐藤さんのお気に入りの馬を1頭挙げてくださいと言われて、選ばれた1頭は笹島智則牧場提供のZeal-4(アンノウンウォーターズの2016)でした。京都新聞杯を勝ったメイショウクオリアの半妹にあたる牝馬で、募集価格は1800万円(200口)です。
僕のZeal世代の第一印象では、Zeal-4は2番目に良く見えました。一番良く見えたのは、やっぱりナムラシングンの全妹のZeal-6(募集価格2000万円・200口)ですね。牝馬で1800〜2000万円となると、回収できる可能性を考えると僕としては少し手が出しづらい金額ではあるのですが、今後出資を検討したいと思います。
お楽しみ大抽選会
出資に使える金券が当たる抽選会ですが、今回は特別ゲストの佐藤哲三さんのサイン色紙や、なぜか藤田菜七子騎手のサイン色紙、競馬四季報の年間購読などの賞品もあって、全部で50名ほどに何かが当たるチャンスがある抽選会となりました。
中島代表によるクジ引きで抽選が進められて、僕は何も当たらないまま残すは1等の金券10万円となりました。もしかして…と思いましたが、1等も他の方が当選して、僕は何も当たらないままでした。なかなか上手くいかないものです。
関西で牧場の方とお話できる機会は募集馬検討会だけ
ターファイトクラブのイベントは、北海道での見学ツアーや東京のイベントの方が数が多く、関西では大阪で年に1回の募集馬検討会があるだけなので、京都在住の僕にとっては貴重なイベントです。北海道の見学ツアーも行ってみたいですが、費用や日程を考えるとなかなか難しかったりします。
過去に2回参加した募集馬検討会は、牧場の方に何を聞いていいか分からず、ご飯を食べてゲストのお話を聞くだけでしたが、今回は僕が出資した馬や出資検討中の馬の生産牧場の方が来場されていて、直接お話を伺えました。
ターファイトクラブに入会して一口馬主を始めて3年目になりますが、今年は口取りを経験したりイベントで交流を持てたりして、ようやくクラブに慣れてきた感じがします。
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